本日の修練 2024/08/17

本日午前中は作品用中硯に墨磨り。


午後からは、亀岡市美展の作品の表具を依頼するために京都の山中表具店に出向きました。


夜は、一昨日取り組んだ雁塔聖教序の倣書を書き直しました。


原本から集字したものをただそのまま真似て書いただけでは卒業試験に合格しないことは、大学院の枯樹賦倣書で経験済み。


原本の特長を踏まえつつも、そこはやはり作品として表現するという意識が必要。


写真上段左が昨日書いたものですが、いかにも茫洋として焦点が定まらず弱い印象なので、今日は少し文字を小ぶりにして、その分筆圧を加えて、自分なりの呼吸で書いてみました。


写真上段右が今日書いたものです。多少強さは増したとは思いますが、合格の域に達したかどうかは…???


その後、梅花三十二首の最後の4首を清書しました。


これで全32首の清書が完了です。


若干墨色の強すぎる部分や、構成の上手くいっていないものもありますが、5月錬成会で見ていただいた試作よりは少し前進しているので、今回はこれでよしとします。


本日の修錬は2時間ほど、集中度90%、課題認識度80%、目標達成度50%でした。

2024年08月18日