本日午前中は少し家の仕事。
午後からは部屋の片づけと子どもさんのお稽古の準備。
夕方からは木曜日クラスの子どもさんのお稽古が2組。
夜の修錬は、産経国際書展の仮名作品の試作に取り組みました。
かなり作品スケジュールがいっぱいなので、今回は仮名部門はパスしようかと思っていましたが、出品すること自体が勉強なのでやはりここはトライしないと…と思い直しました。
ただ、一から構想を練るのはたいへんなので、今回は杉岡華邨美術館の仮名のちらしを楽しむ講座で取り組んだ作品を中心に、半切に半懐紙5枚を並べて第2分野に出すことにします。
これまでの講座で高木館長に参考手本をいただいたものを中心に、5枚並べた時の流れに留意して構成を考えました。
講座の課題の歌はすべて中務集で、過去2回と次回提出のものは夏、秋、恋の歌なので、残る2首は同じく中務集から春と冬の歌を選びました。
半懐紙1枚の作品と、5枚を並べた作品ではやはり見え方が違うので、行間の取り方や行の角度、墨継ぎの位置なども、全体を見て修正を加える必要があります。
1枚1枚に雅印を押すわけではないので、最終行の傾きは控えめにしないとバランスが悪くなるようです。
今日のところは構成の確認ということで安物の練習用紙を使っているので、墨色や線質の練度を上げるためにはもう少し上質の紙で書き込んでいく必要があります。
とりあえずスタートラインに立ったということで、これから他の作品と並行して取り組んでいきたいと思います。
本日の修錬は2時間ほど、集中度90%、課題認識度90%、目標達成度30%でした。




