本日の修練 2024/01/21

本日の修錬は夜になってから。


昨日特大硯に磨った墨が残っていたので、引き続き産経国際書展の二八作品に取り組みました。


今日は行の流れを強調するために、少し字間を詰めて連綿を増やして書くことを意識しました。


どうしても上部に対して下部が軽くなる傾向があるので、紙面全体の墨量、疎密のバランスを意識して書くことも重要なポイントです。


写真左が昨日書いたもの、右が今日書いたもの。


3行目後半にもう少し墨量が欲しいところ…。


2行目後半、少しラインがずれています。


見せ場となるべき個所は2行目上部の「宇宙一何悠」ですが、この部分の画数が少ないので難しいです。「何」の線をもう少し何とか工夫する必要があるかも…。


書けば書くほど課題も見えてきますが、こうして一歩、一歩進んでいくしかありません。


寝る前に香紙切の臨書を1枚書いて、本日はおしまい。


本日の修錬は2時間ほど、集中度90%、課題認識度90%、目標達成度は50%でした。

2024年01月22日