本日の修錬 2024/12/28

年内にしておかなければならない重要な家の仕事を完全に失念していることを、明け方夢の中で思い出し、今日は昼過ぎまでその仕事に追われました。


その後も、余計なことばかり思いついて、肝心の年末の家の仕事は過去一滞っています。


夜の修錬は書統1月号の仮名半紙規定課題に取り組みました。


吉澤鐵之先生がYouTubeでおっしゃっていた「古典に根差さない創作は説得力がない。勉強した古典の背景がわかるような作品作りを心がけるように」というお言葉が心に刺さったので、来年はベースとなる古典に立ち返り、好きな古典である倪元璐と一条摂政集を重点的に勉強し直そうと思っています。


そこで、書統の規定課題の一条摂政集の臨書については、今回から自分なりに発展的な勉強を追加しようと思います。


テキストの範書は半紙4行書きに構成し直してありますが、始めに原本どおりの2行書きで原本の流れや呼吸を確認して、その後半紙4行書き(テキストの範書にはとらわれず、改行の位置などは自分なりの感覚で)、最後に散らし書きで作品化を試みました。最後の散らし書きは一部変体仮名を原本から集字した別の字体に変更しています。


本日の修錬は1時間ほど、集中度90%、課題認識度90%、目標達成度40%でした。

2024年12月29日