本日の修錬 2024/12/19
本日は朝から硬筆の教材づくり。
夕方からはR君のお稽古に引き続いて、木曜日クラスの子どもさんのお稽古でした。
夕食後は作品用大硯に墨を磨って、書道大学の卒業展に出す隷書作品に取り組みました。
卒業試験に提出した作品の内、卒業展に推挙されているもので、曹全碑の倣書ですが、「字形を工夫するように」というアドバイスをいただいています。
写真右が卒業試験に提出したもの、左が今日書いたものです。
試験に出したものは縦を10等分にして書いたので、画数の多い中ほどの字間が少し窮屈になっています。
そこで、今回は字間が揃うように、布置を修正しました。
「字形の工夫を」というアドバイスの意図は、あまり原本にとらわれず作品としての変化を出してもよいということかと解釈しましたが、工夫、変化という点ではあまり変わり映えがしていません。
ただ、曹全碑らしい柔和さの中にも力強さを出したいという意識では書いたつもりです。
もう少し潤渇なども加味してもよいのかもしれません。
更に書き込んでいく中で、どこまで出来るかチャレンジしてみます。
本日の修錬は2時間ほど、集中度90%、課題認識度80%、目標達成度50%でした。
この後、2月初めが締切の卒業展に2点、3月初めが締切の書道美術館展に5点、5月初めが締切の産経国際書展に3点を出品する予定なので、よほど計画的に進めていかないと間に合いそうにありません。
展覧会は自分を頑張らせる方便。自分を鍛える道場。不本意な作品でお茶を濁すようなことをしては出す意味がない。
頑張らないと…。