本日の修錬 2022/06/01

6月に入りました。


今日から書写検定のトレーニングは、本番を想定して時間を計って規定の枚数で仕上げるシミュレーショントレーニングに切り替えます。


早速午前中に平成29年第1回の問題でトライしてみました。


所要時間は110分。使用した用紙は半紙が5枚、半切は1枚、賞状用紙は2枚とも使ってしまいました。紙も時間も余っているので、本番ではもう1枚ずつ書いて良い方を出すことが可能です。


第1問で「郊」という字の草書体を思いつかなかったので、行書を少しくずした形でごまかしてしまいました。


こういうところが課題です。少なくとも墨場必携に出ている夏の五言句ぐらいは全て草書で書けるようにしておかなければなりません。


半切は机の上で紙をずらしながら書いているので、目測を誤って下が少し余ってしまいました。その分、竹をもう少し伸ばせばよかったでしょうか。これも本番ならもう1枚トライすべきところですね。


午後からは、月初めなので秀巖先生の折帖をお稽古しました。


ブックデザイナーの上野かおるさんが京都市内のレティシア書房で装丁の展示会をされているので、本部研究会の前に少し覗いてきました。今日から6月12日までです。


本部研究会では、月初めなので今月競書の確認をしました。その後、他の方の臨書を見せていただいて自分の臨書も見ていただきました。


本日の修錬は合計3時間ほど、集中度90%、課題認識度80%、目標達成度50%でした。

2022年06月01日