本日の修錬 2022/12/06
本日午前中は年賀状に雅印を押しました。
今年は新しい印を彫る余裕がなかったので、以前彫った印の使いまわしです。
夜の修錬は小島切の臨書に取り組みました。
締切が2月上旬の書道大学卒業展と書道美術館展に併せて6点を出す予定なのですが、それに加えて卒業課題の漢字倣書が追試で1月再提出になったので、作品スケジュールがかなりハードになってきています。
何とか仮名臨書は年内に目途をつけておきたいところ。
そう考えると清書用の臨書用紙にもそろそろ慣れておかなければなりません。
そこで、今夜は清書用臨書用紙で見開き半頁分を書いてみました。
線の細さや字形ばかりにこだわっていると線の抑揚やリズムが疎かになるので、そこが要注意。
もちろん字形や線の太細、字間の広狭、行のゆれなど、そうした細かい要素が抑揚やリズムを生み出す根源でもあるので、そのあたりがずれてくるとリズムも狂ってくるというのも紛れもない事実。
細部にこだわってリズムが疎かになるのではなく、リズムを再現するための細部へのこだわりという認識が重要。
細部の特徴をしっかり頭と腕に叩き込んだ上で、尚且つ気持ちよくリズムに乗って筆が運べるようになった時に臨書作品は生きてくるはず…。
何とか年内にそのレベルまで持っていきたいと思います。
本日の修錬は1時間ほど、集中度90%、課題認識度90%、目標達成度40%でした。