本日の修錬 2023/04/01-02
4月2日は今年度から進級する書道大学専攻科の初回。
開講式があるためいつもより少し開始時間が早いので、始発の新幹線でもギリギリになりそう…。そこで、今回は前日から東京入りすることにしました。
1日は午前中に家の仕事を終えると大急ぎで東京へ。
まずは東京国立博物館へ。何とか閉館一時間前に入れて、東洋館で王義之と蘭亭序の特集展示を鑑賞。第8室のみの小規模な展示なので派手さはありませんでしたが、王義之や蘭亭序が後世の書家にどのように受容されていくかがわかって興味深かったです。
本館では平家納経の複製や、和漢朗詠集切、蕪村、芭蕉、一茶の直筆などを興味深く鑑賞しました。
夜は親戚宅に泊めてもらって、翌日の講座に向けての墨磨り。寝る前に関戸本古今集を半紙で1枚だけ臨書しました。
2日は早起きしてときわ台の書道美術館へ。
開講式の後、午前中の漢字科は関吾心先生のご指導で書譜の倣書、午後の仮名科は斉藤紫香先生のご指導で関戸本古今集の倣書について勉強しました。
欲張って二つの科を同時受講することにしたため、午前も午後もみっちり実技でさすがにちょっと疲れました。
家に帰って、印象の冷めないうちに宿題の作品鑑賞文を書いて、その後昨日書けなかった月初め恒例の秀巖先生折帖のお稽古をしました。